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2012/4/2更新
金子和夫 金子 和夫(かねこ かずお)
生年: 1952年
出身地: 愛知県豊橋市
所属: 金子和夫事務所株式会社
役職: 代表取締役
職業区分: 民間コンサルタント・シンクタンク
〒171-0041 東京都豊島区千川1-18-2
TEL: 03-3959-3818
FAX: 03-3972-9043
E-mail: kanekok*ja2.so-net.ne.jp
※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています
URL: http://kanekok.com
専門分野
[ □印は最も得意とする分野 ]
□地域ブランド戦略
■地域戦略構想書の作成
■合意形成手法
■事業推進マネジメントの方法
■地域活性化戦略
■地域資源の利活用(未利用、観光資源等)
■マーケティング戦略
■消費者とのコミュニケーション
■JAPANブランド育成支援事業を活用した海外市場展開
対応可能な
コーディネート業務
○地域の多様な主体が参加した枠組みづくりのコーディネート
1.地域資源の発掘と再評価に係るワークショップやフォーラムの支援
2.地域資源活用戦略の作成支援
3.有識者、専門家の紹介と講演会などの企画
○事業創造へのコーディネート
1.国などの支援事業への申請書作成支援
食農連携推進に向けた
活動実績
(事業、業務等、実施期間、概要)
1.おいらせブランド作りの総合的支援(2007年から現在まで)
 2007年〜現在まで、3ヵ年にわたり、おいらせ町の地域ブランド事業を総合的に支援してきた。2007年度は「おいらせブランド戦略」を策定、2008年度は「おいらせブランド推進協議会」を設置し、総合プロデューサーとして事業計画を策定した。平成21年度は中小企業庁の小規模事業者新事業全国展開補助金を確保し、野菜を使ったスィーツづくりを支援、食のコンサルタントを招聘している。

2.「食と農林水産物の地域ブランド事業」のプロデューサー(2007年度から現在まで)
 農水省の食と農林水産物の地域ブランド戦略の委員として、本事業の創出に参加、そのまま協議会の発起人となり、各地の事業をプロデューサーとして支援。現在、「愛媛県のさといも、地鶏、いちご)」、「愛媛県愛南漁協の日帰りかつお」、「山口県深川養鶏農協の長州黒かしわ」、「愛知西農協のぎんなん」に取り組んでいる。

3.地域資源活用プログラム認定事業(2007年度から2008年度)
 経済産業省の地域資源活用プログラムの第1号認定として、沼津市の坂弥水産の「あじの新冷燻」を支援、都会の女性向けの「美容と健康のためのアジの巻き寿司」を開発した。

4.「JAPANブランド育成支援事業」を活用した海外展開の支援(2002年度から現在まで)
 高知県馬路村の「杉の間伐材を活用した新規事業」を、2002年度から2ヵ年に渡り経済産業省の支援で開発、杉を使ったバッグmonaccaを開発した。2006年度から2ヵ年にわたり、JAPANブランド育成支援事業を活用して、海外展開に挑戦し、海外販路を拡大した。2009年度は、新たなデザインコンペを開催して、新商品開発に取り組んでいる。
食農連携等に
関連した講演等の実績
(演題、場所、実施時期等)
1.「農商工連携実務者研修」(農商工連携の戦略と取り組み方法)
 (経済産業省、経済産業省研修所、2009)
2.「魚沼地域「魚沼コシヒカリ」品質向上研修会」(地域ブランドのつくり方)
 (新潟県、南魚沼地域振興局、2009)
3.「全農・農産物商談会セミナー」(農水産物の地域ブランドの理論と実践)
 (全農、六本木ヒルズ、2009)
4.「東北地域産業活性化フォーラム」(農商工連携の戦略と取り組み方法)
 (東北経済産業局、福島県、2009)
5.「農林水産物・食品の地域ブランドセミナーin東海」(農水産物の地域ブランドの理論と実践)
 (東海農政局、愛知県、2009)
食農連携推進に係る
委員等の実績
1.宮城県農林水産部「みやぎの食ブランド化推進方針検討会議」委員、2009
2.中小企業基盤整備機構「Rin(首都圏等販路開拓アンテナショップ)経営委員会」委員、2008
3.中小企業基盤整備機構「地域資源パートナー制度運営委員会」委員、2009
4.農林水産省「知財戦略本部専門家会議」委員 2006
5.農林水産省「食と農林水産業の地域ブランド協議会」幹事 2007
6.中小企業庁JAPANブランド・プロデューサー・ミーティングメンバー、2006
主な著書・執筆物
・メディア出演等
1.「駅ナカ・駅地下特集」テレビ東京、ニュース情報番組「FINE!」、2009
2.「地域ブランドづくりの手法と商品開発」全農『グリーン・レポート』、2009
3.「きのくにスペシャル 〜わかやま・ルネサンス〜」NHK、2008
4.「地域産品のブランド力アップ」『地域づくり』地域活性化センター、2008
5.「地域からの日本再生シナリオ(試論)〜市民自治を基礎に置く戦略的地域経営の確立に向けて」国土交通省国土計画局監修多様な主体による地域づくり戦略研究会共著、国立印刷局株式会社、2004
食農連携や地域活性化に
対する想い(メッセージ)
 地域資源活用は、戦略策定から、地域資源活用事業の活動、そして3年目以降の持続的発展可能な展開と、3年以上かかる長期的な取り組みである。そこで、じっくり取り組める体制をつくることが重要です。
 地域ブランドに取り組もうとする時、まず産地の現況を客観的に把握し、活用すべき地域資源、克服すべき課題を抽出します。また市場全体の傾向、競合相手との比較、産地内の動向について、綿密に検証することが重要です。
 また、しっかりとした戦略を策定しないで、いきなり、商品企画や、展示会参加等に取り組むと、事業全体の整合性がとれず、方向を見失うことがあります。そこで、事業環境の現状分析を終えて、関係者が問題意識を共有できるようになったら、今後の活動の戦略を策定します。
 産地の現状を把握した上で、展開分野や商品の選択と、ブランド展開する上での産地の強みを検証するとともに、売上目標と経済波及効果を検討します。既存産業の市場内での位置づけや市場そのものの動向を見極めながら、取り組む展開分野・商品を決定することになります。
 いかに洗練された戦略と事業計画であっても、それを絵に描いた餅に終わらせずに、確実な成果を残すためには、事業を牽引していくプロデューサー人材が不可欠です。数多くの事業者が関与する複雑な事業においては、事業全体をまとめ、各専門部署を的確に推進していくプロデューサーが必要になります。プロデューサーは、新商品または新事業を開発から成功まで一貫して支援する専門家である。商品のコンセプトを創造するにとどまらず、展示会の出展、流通経路づくり、そして情報発信までトータルに引き受ける人材です。
 わたしは、3年かかるプロセスを、地域の皆様とともに、プロデューサーとして、しっかりと取り組んでいくことを目指しています。