[STAY HOME]
食品需給研究センターは、食品産業や農林水産業に関わる社会科学の調査研究を行う社会科学の専門機関です。
社会科学は、統計や調査などの手法を使って社会の仕組みや動きを調べ、未来を判断するなど、とても魅力的な分野です。
食品需給研究センターでは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、学校が休校になり、自宅にいる皆さんの中で、
社会科学の分野に興味を持つ方に向けて、食品需給研究センターが作成した資料を使った自由研究をご紹介します。
社会科学は、知的探求心と知った情報を自身でどのようにまとめるかが重要な分野です。自宅での時間を有効に使って、
ご自身や保護者の方などと一緒に、是非、自由研究を行ってみませんか?
⇒中学生、高校生以上向け
自由研究に取り組まれた方は、その結果をレポートなどに整理し、電子ファイルを下記のアドレスまでぜひお送りください。
お送りいただいたレポートは、食品需給研究センターの研究員により拝見させていただき、その感想などを個別にご返信させていただきます。
●E-mail :fmric_contact@fmric.or.jp
●返信対応させていただく期間:令和2年4月25日〜6月末(予定)
●お問い合わせについて:
このページでは、自由研究のヒントを掲載しています。研究内容や方法に関する相談は、お受けできかねますのでご了承ください。
(近い未来への提案)
今の時間を使って、夏休みの自由研究ができるかも?
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一般社団法人食品需給研究センター
「休校中の君たちへ」プロジェクト 実行委員会
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[外国語や言語に興味のある中学生、高校生以上向け]
食品需給研究センターでは、農林水産省が進める 「地理的表示(GI)保護制度」の推進に寄与するため、GI登録産品の特性や生産方法、地域との結びつきなどの概要を、英語、中国語、タイ語、フランス語、イタリア語に翻訳し、全世界に発信する事業に関わっています。
農林水産省にGIとして登録された内容が記載された「登録簿」等をもとに日本語で簡素化した文章を英語に翻訳しています。その他の言語は、原文となる日本語、英語をもとに翻訳されています。
各言語は、センテンスごとにネイティブレベルで翻訳されていますので、各言語を対比することで、その言語独特の言い回しや日本語が持つ言葉の美しさなどを知る機会になります。
5言語翻訳されたGI登録産品の内容を調べる、各言語を知る、そこで気付いたことをまとめてみましょう。
例えば)日本固有の文化・伝統・習慣などが英語でどのように表現されているか、「しゃきしゃき」、「ぬるぬる」などの食感(オノマトペ表現)を英語でどのように表現しているかなど。
英語(中学生以上)、フランス語、中国語(第二外国語がある高校生)、イタリア語、タイ語(英語や中国語、フランス語以上に他の言語に興味のある方)
資料:地理的表示産品情報発信サイト https://gi-act.maff.go.jp/ 『地理的表示 情報』で検索しても見つかります。 |
@例えば、「69 越前がに」など、登録産品を選びます。
【検索方法】トップページの簡易検索や分類検索、産品検索ページをご活用ください。
A日本語サイトで「69 越前がに」の掲載内容を読み込んだり動画を見たりします。
なるほど
●「越前がにって、こんな特性があるんだ」とか
●「こんな方法で生産されているんだ」とか
●「地域との結びつきや現地の取組があるんだ」とかを知ることができます。
B同じ登録産品を、各言語で確認し、センテンスごとに内容を読み込んでください。
なるほど
●「英語ではこういう表現をするんだ」とか
●「同じ翻訳ではも、フランス語やイタリア語ではニュアンスが違うな」とか
●「中国語、タイ語は、こういう発音なんだ」とかを知ることができます。
言語確認のヒント!
C登録産品の内容や言語を行き来して気付いたことをレポートなどにまとめてみましょう。
上記の方法以外でも「こんな方法で自由研究してみて、こんなことが分かったなど」、みなさんの自由な発想で、この資料に向き合ってみてください。
D取りまとめた結果を、需給センター宛てにメール(fmric_contact@fmric.or.jp)で送信してください。
E少し時間が必要ですが、社会科学の分野で活躍する最先端の研究員から、あなた宛ての感想メールが届きます!
一般社団法人食品需給研究センター Food Marketing Research and Information Center
〒114-0024 東京都北区西ヶ原3-1-12 西ヶ原創美ハイツ2F TEL:03-5567-1991(代表) FAX:03-5567-1960