( 別 紙 )
平成16年12月7日
平成17年1月27日更新
農林水産省 消費・安全局
社団法人食品需給研究センター
「平成16年度 食品のトレーサビリティシステム開発・実証事業」
成果報告会開催及び申込について
BSE の発生や食品の偽装表示等により、食品の安全性や品質に対する消費者の関心が増大している中で食の安全・安心を確保するための手法として、生産、処理・加工、流通・販売の各段階で、食品の仕入先、販売先、生産・製造方法などの記録をとり、保管し、食品とその情報を追跡し、さかのぼることができる「トレーサビリティ」が関心を集めています。
しかしながら、トレーサビリティの概念や具体的な取組み等について消費者や生産者、さらには食品事業者等の間で必ずしも十分な理解や共通の認識が醸成されている状況ではありません。
これに対し、農林水産省では、平成14年度より「食品のトレーサビリティシステム開発・実証事業」にとりくみ、平成16年度においても、広範且つ汎用性の高いシステムについて3課題の実証試験が行われています。
この度、本年度の成果について、消費者をはじめ食品関連事業者等、食品の生産、流通、消費に関わる方々に対し、広くこれまでの取組内容を公表し、食品のトレーサビリティに対する理解の促進を図るため、成果報告会を下記により開催致します。
記
1.日 時平成17年3月11日(金) 10時00分〜16時30分(受付開始 9時30分〜)2.場 所
幕張メッセ 国際会議場 2F 国際会議室
※詳しくは後段の「会場のご案内」をご参照ください。
消費者・消費者団体、食品関連事業者、生産者団体、流通・小売業者、IT関連事業者、報道機関・報道関係者、行政機関・行政関係者等(募集定員600人)4.主 催
農林水産省 消費・安全局、社団法人食品需給研究センター、食品関連産業国際標準システム・食品トレーサビリティ協議会、社団法人農協流通研究所5.プログラム
(1) 挨拶・情勢報告(10:00〜10:30)
農林水産省 消費・安全局
(2) 基調講演(10:30〜11:30)
「ユビキタス・コンピューティングと食の未来」
東京大学大学院 情報学環教授・工学博士 坂村 健 氏
(3) 事例発表・質疑応答(13:15〜16:30)6.同期開催
- 「ユビキタスID 技術を用いた、統合型食品トレーサビリティシステムの開発実証」
T−Engineフォーラム
発表者:YRPユビキタスネットワーキング研究所 副所長 越塚 登 氏
- 「農場から食卓にいたる農産物の食品危害を最小にする適性規範とデータ管理システムの開発実証」
農産規範基準研究会
発表者:イオン株式会社 SSM商品本部 農産システム構築P/Tリーダー 高橋 博 氏
- 「ユビキタスIDと連携する多様な品目と生産から消費者に至る多様な流通形態に対応した食品トレーサビリティシステムの実証」
農林水産食品産業トレーサビリティシステム協議会
発表者:株式会社 山武 環境事業推進本部 事業推進室長 渡辺 勉 氏(予定)
幕張メッセ 国際会議場2F 国際会議室
〒261-0023 千葉市美浜区中瀬 2-1 TEL:043-296-0001 FAX:043-296-0529
日本コンベンションセンター(幕張メッセ)ホームページ(http://www.m-messe.co.jp/)
※ 幕張メッセへのご来場方法は、JR総武線、JR京葉線、JR武蔵野線及び京成電鉄が利用できます。
※ 車では、京葉道路、東関東自動車道の利用が便利です。
※ また、羽田空港・成田空港・横浜(YCAT)からは高速バスが運行されています。