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「食品のトレーサビリティ」メールニュース   No.56(2011年4月27日発行)

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食品需給研究センター「食品のトレーサビリティ」メールニュース
                         2011/04/27発行
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3月11日の震災と津波による被害、とりわけ津波で甚大な被害を受けた
水産業者の皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
まずは生産基盤の復活が前提になると思いますが、その先のサプライ
チェーンの再構築のために、微力ながらご支援ができればと思っています。
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■「食品流通効率化・高度化推進事業」の成果報告
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昨年度、電子タグを食品流通に活用する過去5年ほどの実証事業をレビューし、
今後の施策を検討するプロジェクトを担当しました。
その報告書等の成果をweb上に公開いたしました。

 食品流通への電子タグの活用
 http://www.afcr.jp/foodetag/

実験どまりになりがちだった食品流通への電子タグ活用ですが、パレットや
通い容器といった輸送機器自体の管理を目的として着実に普及しつつある
ことや、その先に食品の入出荷記録の効率化・食品のトレーサビリティの
高度化などに役立てる可能性を示したうえで、それを実現するための方策に
ついて、報告書で提言をしています。

ご検討いただいた委員の皆様はもちろん、アンケートやヒアリングにご協力
下さった皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。
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■青果用通い容器の個体管理
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上記の事業のなかで、コンテナレンタル事業者の皆様に加わっていただき、
青果用通い容器に1つ1つ番号をつけて管理する、青果用通い容器の
個体管理の普及策についても検討しました。
これについては電子タグによる識別だけでなく、QRコードによるものも含めて
検討しました。

青果用通い容器の個体管理の意義や見通しについて、こちらのページで
説明をしています。

青果用通い容器の個体管理の普及に向けて
http://www.afcr.jp/rc/fukyu.htm

また、「青果用通い容器識別コードガイドライン」を作成しました。
青果用通い容器についたIDを、通い容器の所有者のみならず、コンテナを
使う生産・加工・流通業者も利用して、通い容器自体や食品の管理に
役立てられるようにするには、そのIDの識別コードを共通にしておくべきだと
考えました。そしてまとまたのが、このガイドラインです。
このページからご請求いただくことができます。無償でご提供します。

「青果用通い容器識別コードガイドライン」のご提供
http://www.afcr.jp/rc/guideline.htm

「我が社で使っている(あるいはこれから使う予定の)通い容器にも
IDをつけて、容器自体の管理と、食品のトレーサビリティを向上させたい!」
という事業者様がおられましたら、ぜひ情報交換、さらにはご支援をしたい
と思います。
メール等でご一報いただけたら幸いです。
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■今年度の食品トレーサビリティ講習会
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例年、京都大学と東京大学で開催している食品トレーサビリティ講習会のうち、
京都会場の日程が決まりました。
7月27日(水)から29日(金)です。1日目が講義、2−3日目が演習です。
1日目(講義)だけの受講もできます。
主催の京都大学のほうで、参加者の募集が始まったら、改めてご案内します。
 ご参考:昨年(平成22年度)の食品トレーサビリティ講習会開催要領(京都会場)
 http://www.reseco.kais.kyoto-u.ac.jp/extension/2010.pdf
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酒井 純    
 社団法人 食品需給研究センター  /
 Tel:03-5567-1993 Fax:03-5567-1934
 114-0024東京都北区西ヶ原1-26-3 農業技術会館
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