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食品のトレーサビリティ

農林水産省補助事業 食品トレーサビリティシステム普及のためのプロジェクト

養殖魚のトレーサビリティシステムガイドライン

平成20年10月30日更新


平成17年度、「養殖魚のトレーサビリティシステムガイドライン策定委員会」において、「養殖魚のトレーサビリティシステムガイドライン」(以下、「ガイドライン」)が作成されました。

作成されたガイドライン

ガイドラインの構成(ガイドライン本文2ページより)

食品全般を通じたトレーサビリティシステムの基本的な考え方は、既に、「食品のトレーサビリティシステムの構築に向けた考え方」(平成16 年3 月)及び「食品トレーサビリティシステム導入の手引き」(平成15 年3 月)に示されている。「養殖魚のトレーサビリティシステムガイドライン」は、これらを基本として、養殖魚の特性を踏まえ、生産者側からの追跡と消費者側からの遡及が可能なチェーントレーサビリティの実現を目指す事業者のために、以下のことを示す。

 1. このガイドラインの役割、関連法規等、用語の定義(第1章)
 2. システムの目的や対象範囲の設定(第2章)
 3.事業者間を流通する養殖魚(魚函等)の識別方法の標準(第3章)
 4.チェーンを通じた養殖魚の追跡・遡及のために最低限必要な記録(第4章)

各段階で記録すべき標準的な項目と、システムの運用の留意点については、各段階における取組み状況を見据えながら検討を深めるべきことに考慮し、別冊としてそれぞれ例を示す。

 5. 各段階の記録項目(例)(ガイドライン別冊1)
 6. システムの運用(例)(ガイドライン別冊2)

今後に向けて(ガイドライン本文4ページより)

このガイドラインは、養殖魚の生産・加工、卸売、小売、消費それぞれの立場の委員を含む委員会の検討の結果、まとめられたものである。今後、本ガイドラインが理想とするチェーントレーサビリティの実現に向けて、各段階の現場においてガイドラインに即した実践や検討が行われるとともに、各段階でのシステム導入の進捗状況を継続的に把握し、各段階にフィードバックする必要がある。また状況に応じて、ガイドラインのより具体的な適用方法について、解決策を提示することも必要と思われる。

なお、養殖魚の生産・加工・流通に関わる法令の改正や、消費者ニーズの変化、識別・記録作業を助ける技術の普及等にともなって、本ガイドラインを改訂することが考えられる。

ご意見・ご質問

「養殖魚のトレーサビリティシステムガイドライン」についてのご意見・ご質問をお受けします。

平成18年度 養殖魚のトレーサビリティシステムガイドライン普及のための検討

平成18年度は、「養殖魚のトレーサビリティシステムガイドライン」普及委員会を開催し、「ガイドライン」に沿ったトレーサビリティの普及方策について、下記の検討を行いました。

・「ガイドライン」関連文書の作成・改訂

・「ガイドライン」等に沿った普及方策の検討

・現状調査の評価

・その他

委員会規約 (pdf形式)

委員名簿 (pdf形式)

委員会の経過

  • 第1回委員会(平成18年10月27日)

議題

 ・今年度の計画について

 ・「導入の手引き」等に沿った普及方策について

 ・その他

議事要旨(pdf形式)

  • 第2回委員会(平成19年3月15日)

議題

 ・ 第1回委員会での議事確認と変更事項の確認

 ・別冊1 各段階の記録項目(修正案)

 ・チェックリスト(案)導入事例レポート概要

 ・本年度事業の公開について

平成17年度 養殖魚のトレーサビリティシステムガイドライン策定委員会

委員名簿 (pdf形式)

委員会の経過

  • 第1回委員会(9月30日)

議題:ガイドライン策定の趣旨について、ガイドライン骨子の検討、等

議事要旨(pdf形式)

  • 第2回委員会(11月4日)

議題:ガイドライン原案の検討

議事要旨(pdf形式)

  • 第3回委員会(1月27日)

議題:ガイドライン修正案の検討、等

  • 第4回委員会(3月17日)

議題:ガイドライン修正案の検討、普及への課題検討、等

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