田中 敏夫(たなか としお) | |
生年: 1951年 出身地: 愛知県 |
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所属: 田中経営研究所 役職: 代表(中小企業診断士) |
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職業区分: 民間コンサルタント・シンクタンク | |
〒183-0035 東京都府中市四谷1-12-104 TEL: 042-333-8981 FAX: 042-333-8981 E-mail: ts-tanaka*kfd.biglobe.ne.jp ※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています URL: http://www.tanakakeiei.jp |
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専門分野 [ □印は最も得意とする分野 ] |
□マーケティング戦略 ■事業推進マネジメントの方法 ■地域資源の利活用(未利用、観光資源等) ■農業者と食品産業のマッチング ■技術シーズと製品開発ニーズのマッチング ■新商品開発の方法 ■地域ブランド戦略 |
対応可能な コーディネート業務 |
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食農連携推進に向けた 活動実績 (事業、業務等、実施期間、概要) |
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食農連携等に 関連した講演等の実績 (演題、場所、実施時期等) |
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食農連携推進に係る 委員等の実績 |
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主な著書・執筆物 ・メディア出演等 |
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食農連携や地域活性化に 対する想い(メッセージ) |
2月初めに東京ビッグサイトでスーパーマーケットトレードショーが開催された。展示ブースを見ると、日本全国が県単位に別れて地域特産品のアピール合戦の様相を呈していた。 これらの商品群を見て思うことは、この中でどれだけの商品が本当に事業化できて、採算に乗り、地域に貢献出来るのであろうかということである。出展者には失礼であるが、単なる思いつきでとりあえず作ってみたという印象を受ける商品も少なくない。また、地域資源にはその希少性ゆえに価値のある部分もある。商品化が完了し販売が進んでもある一定の量を超えると、原料供給が出来なくなる。このような、原料特性も考え合わせると、地域資源を活用した商品の事業化には、顧客像を明確にし、そのニーズに合わせた商品設計を行い、それをどのような方法で、価格はいくらで売るのか、どのような状態になったら売ることを止めるのか、といったマーケティングの視点でのものの考え方が不可欠である。 食品業界の実情は、依然として価格優先で、世界中から安くて良い品を集める大手メーカーや流通業の商品が主流である。 この流れに対抗し、今回の展示会の熱気を一過性のものにしないためにも、中小企業にも、農林漁業者にもマーケティング指向の考え方を持ってもらえるよう支援をして行きたい。地に足の着いた商品開発を通して、企業が元気になれば、それが延いては地域に明るい影響を与えることになる。 |