現在、食をとおした地域活性化等を目的とし、農商工連携や食農連携など、『連携』をキーワードとした多くの取組みが各地域を単位に推進されています。これらの多くは、連携構築を進め新たな商品を開発する生産者や事業者の役割に加え、その活動をフォローし、連携の枠組を差配する地域の技術者やコーディネーターの手腕により、成果達成が大きく左右されると思われます。これら現地のコーディネーターには、地域における食農の現状及びその地域を取巻く周辺の概況を理解し、単なる物づくりではなく、戦略的な視点のもと、競争力のある商品開発と連携構築の推進に向け、持続的な活動が必要であるといえます。
ここでは、現地コーディネーターの能力向上のために、現地コーディネーターが知るべきノウハウとして、FACOが行うコーディネート業務の実施フローの一例をもとに、コーディネーターが学ぶべき業務コンテンツとコーディネーター育成教材のご紹介をしています。
また、(社)食品需給研究センターでは、地域研修活動として、コーディネーターの業務コンテンツをもとにした「食農連携のための現地コーディネーター研修」を全国各地で開催しています。
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