FACOの要件
食農連携コーディネーター(FACO)とは
食農連携コーディネーター(FACO)とは、
Food(食品)、Agriculture(農業)、Coordinator(コーディネーター)の略
農商工連携、6次産業化、食料産業クラスター等に代表される食をとおした地域活性化の取組において、現地コーディネーターや現地担当者・事業者の方々などの様々な場面におけるサポートを目的に、関連する分野において専門的な知識・経験を有し、現地コーディネーターへの指導・助言等を行う専門家、有識者、実務者。
FACOの要件
所属
- コンサルタント・シンクタンク、社会科学系研究者、その他地域連携の取組みを推進する専門家・有識者
- 地域の連携推進機関の統括管理者、統括プロジェクトマネージャー
- 自然科学系研究者
- 中小企業診断士、技術士、弁理士等のうち地域連携の取組みに関わる業務を行っているもの
- 生産者団体、食品製造業者、流通・小売業者、外食・中食事業者
- 公設試験場、農業改良普及センター、大学TLOなどの連携コーディネーター
- 地域の連携推進機関に帰属するプロジェクト管理者、コーディネーター、事業担当者
- その他(観光カリスマなど、地域や食に関連した有識者・実務者)
知識・経験
以下のうち、いずれかの要件に適合すること
- (所属1〜2の場合)地域や連携枠組の推進に向け、総括的な視点から地域戦略が描けること。
- (所属3〜8の場合)複数の地域で、特定の専門分野に関する地域戦略を講じ、統括的な立場で取組みを差配した経験を有すること。
- その他、上記、1、2に類する知識・経験を有すること。
FACOの要件で考える地域戦略とは
地域の施策を踏まえ、地域のポテンシャル(原料、技術シーズ、製品開発ニーズ、人材、組織、環境、食文化、風土、歴史)等を、食の観点から総括的に整理し、その地域の優位性・課題を分析した上で、食農連携や農商工連携等による「生産性の向上」、「新産業の創出」、「イノベーションの創出」に向けた取組を、段階的かつ継続的に推進して行くための戦略構想のことです。