地域では、現地コーディネーターや現地担当者・事業者の方々と共に、農商工連携、6次産業化、食料産業クラスター等に代表される食をとおした地域活性化の取組が行われています。
地域での取り組みを進める上で、様々な課題にぶつかることがあるかもしれません。
そういう時には、食や農に関する専門的な知識・経験を有した食農連携コーディネーター(FACO)が、現地コーディネーターへサポートを目的として指導・助言等を行います。それにより、地域で抱えている課題の解決や新しいアイディアが加わり、次へのステップに進む手がかりが見つかるはずです。
平成22年度は10地域で活動支援プログラムを実施しました。プログラムごとに1名のFACOが担当し、現地に入って地域の取り組みをサポートしました。担当FACOがまとめた、プログラムにおける活動報告をぜひご覧ください。
No. | 都道府県名 | 活動支援プログラムの活動報告 | 担当FACO |
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1 | 長野県 | 『信濃町農商工連携事業ブランド構築手法からのファシリテイト』 (仮称)信濃町農商工連携協議会 |
ブランド戦略ワンストップ サービスくんじゅうぼう 二村 宏志 |
2 | 埼玉県 | 『「かわじま町すったて(仮称)」商品開発プロジェクトの結果について』 川島町地域ブランド委員会 |
ライズエイジコンサルティング 宮崎 秀和 |
3 | 山梨県 | 『甲州手前味噌づくりによる食育事業をテーマにした農商工連携の構築支援について』 甲州手前味噌の会 |
田中経営研究所 田中 敏夫 |
4 | 富山県 | 『南砺市農畜産加工ブランド開発協議会の現状と課題解決の結果について』 南砺市農畜産加工ブランド開発協議会 |
株式会社ナレッジリンクス 岸本 純子 |
5 | 石川県 | 『七尾産「鱈でんぶの押し寿司」の開発・商品化に関する研究会事業』 鱈でんぶの押し寿司商品化研究会 |
有限会社食品環境研究センター 新蔵 登喜男 |
6 | 和歌山県 | 『「フウドわかやま」創生期をへて、さらに新たな「フウドわかやま」を目指して・・』 わかやまファームブランド協議会 |
株式会社びいと六十 斉藤 温文 |
7 | 和歌山県 | 『地域づくり協議会みらい龍神の商品開発の現状と課題解決の結果について』 地域づくり協議会みらい龍神 |
NPO法人こめみそしょうゆ アカデミー 堀田 正子 |
8 | 愛媛県 | 『愛南漁協の「びやびや鰹」の付加価値向上策の策定とその実現に向けた技術的サポートの実施結果について』 愛南カツオ加工研究会 |
株式会社FBTプランニング 久塚 智明 |
9 | 高知県 | 『高知県日高村直売所の活性化及び地域振興について』 日高村さんさん市活性化連絡協議会 |
有限会社コスモファーム 中村 敏樹 |
10 | 沖縄県 | 『全国14,000 店の農産物直売所の販路を使い、沖縄の商品を日本中に紹介する』 沖縄食料産業クラスター協議会 |
株式会社船井総合研究所 楠元 武久 |
農林水産省 総合食料局支援 平成22年度農商工等連携促進対策中央支援事業の一環として、地域における農商工連携の取組を支援するため、食農連携コーディネーター(FACO)を現地に派遣し、連携推進に向けた戦略指導や生産者と事業者等との連携による新商品開発、マーケティング等の指導・助言などを目的とした、活動支援プログラムを実施しました。
FACOは、地域全体を見すえた高度なプランニングや専門的なアドバイスを行うエキスパートとして全国で活躍しています。地域のみなさまの抱える悩みや課題を解決するためのきっかけ作りとして、また、地域における新たな気づきやアイディア創出など、次のステップへ進む手がかりが見つかるはずです。平成22年度は、全国10地域で本プログラムを実施いたしました。
※現地でのFACOによる指導は、補助事業の予算の都合上、最大4回(4日間)となりますので、ゼロベースからの新商品開発や販路開拓の指導を受けるのではなく、現在の取組に対するブラッシュアップとしてご利用いただくことに向いております。
地方自治体、民間団体・企業、生産者・生産者団体など、農商工連携の推進を目的とした複数の関係者からなる連携体や枠組(研究会や協議会など任意の枠組でも可)
※参考 応募要領(PDF形式) / 応募用紙(WORD形式)(募集は終了しております)
FACOバンク事務局 担当: 江端(えばた)、長谷川(はせがわ)
TEL :03-5567-1991 FAX :03-5567-1960
E-MAIL :facobank*fmric.or.jp (*を@マークに変えてください)