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2011/3/31
福井浩 福井 浩(ふくい ひろし)
生年: 1942年
出身地: 富山県高岡市西藤平蔵村
所属: 社団法人日本経営士会 神奈川経営支援センター
役職: 副センター長 南関東支部幹事 農商工連携委員
職業区分: 民間コンサルタント・シンクタンク
〒259-0122 神奈川県中郡二宮町富士見ヶ丘1-21-6
TEL: 0463-72-6062
FAX: 0463-72-6062
E-mail: h_fukui15*ybb.ne.jp
※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています
URL:  http://www.geocities.jp/h_fukui15/
専門分野
[ □印は最も得意とする分野 ]
□生産工程・製造工程管理
■事業推進マネジメントの方法
■地域資源の利活用(未利用、観光資源等)
■農業者と食品産業のマッチング
■新商品開発の方法
■マーケティング戦略
■地域ブランド戦略
■環境ビジネスへの参入と販路開拓支援
■戦略的展開による新事業分野への進出
対応可能な
コーディネート業務
  • 依頼者の内容について現地に行き面談をする。依頼者の本気度、過去の経験、強み弱み、法人で社員が複数いる場合社員がこの事業にどの程度参画できるか、資金、設備、材料とか資材の安定供給は可能かなどから実現性を見極める。
  • 連携する相手のアウトラインを@でつかみ、紙媒体とかネットなどで周知して連携相手を探す。紙媒体で連携相手を探すには今まで培った人脈を生かしつつ連携相手の業界団体、行政を訪問し連携候補を探す。今まで培った人脈は潟pソナグループで農林漁業経営塾での経験を生かす。この経験は3年間の東京、神奈川、静岡、千葉、山梨の1都4県をエリアとして、この事業の広報活動、セミナー講師、個別農業経営体の経営指導などが経験です。もう一つ経験は某法人の発注開拓員を6年間実施現在も継続中ですが東京、神奈川の企業訪問を毎年延べ150社、通算約900社を訪問していますがこの関係の人脈です。
  • 連携候補が見つかれば今後予想される事項、乗り越えなければならない事項、ステップ毎にコーデネーターが説明し双方のニーズが補完しあえば双方の覚書程度を取り交わし本格的な連携活動にはいります。
  • 連携双方があらかじめ作成した工程表で進行していればよいが、停滞したりしているとコーデネーターは何故、停滞しているかチェックして停滞原因を取り除いてゆきます。
食農連携推進に向けた
活動実績
(事業、業務等、実施期間、概要)
  • 財団法人中小企業異業種交流財団のファシリテーター業務で平成21年度の8カ月間実施、沖縄の今まで廃棄されていた植物繊維を原料にした糸を素材にして沖縄の地場産業を起こす事業のマッチング作業を実施、この植物繊維を生かして布地、衣類、バッグ等の新商品の開拓で最終的に2社と連携することになりました。
  • 同上の事業で埼玉会場のマッチング事業では乳製品などの食材均質化技術を使った機器を開発した業者と食品加工業者のマッチング事業に関して、今まで放置されていた梅林の梅を使った食品開発を手掛ける起業家と連携させました。
  • 同事業ではシーズ・ニーズ調査も一つの課題でありましたが玉川大学の教授のシーズで大豆煮汁中のACE阻害物質の血圧上昇抑制作用、小田原の魚類加工販売会社の冷凍の新技術のニーズなど4件を提案しました。
  • 平成18年度19年度の国の事業の中で6カ月間産学連携事業に参加しました。この中で小田原の干物業者と慶応大学の食品の鮮度を保持する専門家でもある教授と連携させました。干物は4日間程度の賞味期限ですがこれを更に4日程度長くする連携でありました。
  • 地域の連携では神奈川県二宮町の町おこし事業で、町の魅力を見直し「吾妻山菜の花祭り」を企画し広報活動を実施することによりNHK、6大新聞など大きく取り上げられ観光客の誘致に成功しました。この結果二宮町の知名度向上、関東でも菜の花が最初に開花するふれこみなので冬場が閑散としていた商店街がにぎわいを見せるようになりました。
食農連携等に
関連した講演等の実績
(演題、場所、実施時期等)
  • 「直売所向きの新品種(主に野菜)の動向と種子の開発業者」 横浜市内 2008年
  • 「事業拡大の方法、多角化、最近の農商工連携について」 浜松市 2009年
  • 「売れる物作り、新商品の開発、取り組み事例、ブランド作り」 下田市 2009年
  • 「農林水産業の動向・課題・対策」 横浜市内 2010年
  • 「農林水産業の加工技術と応用事例」 横浜市内 2010年
食農連携推進に係る
委員等の実績
  • 潟pソナグループ 農林漁業経営塾 南関東(東京・神奈川・静岡・山梨・千葉)エリヤマネージャー・地区担当・講師としてこの事業の広報と営業活動を実施、具体的にはセミナー・研修会・個別研修への参加依頼を各市町村の農政課、JAなど農林漁業団体への周知とセミナー・個別研修講師を兼ねて実施、活動期間は2007年、2009年までの3年間でした。結果各市町村の農政課、JAなど農林漁業団体などへの訪問数200個所程度、セミナー・個別研修講師回数は80回程度となりました。
  • 財団法人中小企業異業種交流財団 農商工連携マッチング事業のファシリテーターとして2009年の8カ月実施しました。
  • 全国中小企業団体中央会から農商工連携人材育成事業受託に伴い(社)日本経営士会の農商工連携委員、神奈川会場責任者で2010年の1年間実施しました。
  • C 某法人の発注開拓員として2006年から毎年神奈川を中心に製造業150社(延べ900社程度)訪問し神奈川県内の中小企業に発注案件の斡旋業務を現在も実施中。
  • 国の事業で産学連携支援業務を財団法人神奈川産業振興センターが受託し神奈川の工学部のある大学8校と中小企業120社を訪問し連携業務を行った。平成17年の6カ月間実施しました。
主な著書・執筆物
・メディア出演等
  • Uキャンの通信教育テキスト「eco検定」共同執筆 2010年発行
  • 「ビジネスエコリーダーになろう」 中央経済社 共著 2009年発行
  • NHKテレビに神奈川で活動しているNPOソフトエネルギープロジェクトの活動内容の紹介で出演 2008年
  • 社団法人日本経営士会の全国研究会の論文に「団塊の世代が地域を活性化する」と題して提出し発表しました。2007年
  • 日刊工業新聞社の記事で経営士の提言を執筆「これからの中小企業経営者の心がけること」と題してシーリズで連載しました。 2006年
食農連携や地域活性化に
対する想い(メッセージ)
 私の出身は富山県高岡市で父は1.8ヘクタールの農業を営んでいました。昭和41年まで父の農業を高校、大学へ通学しながら手伝っていました。父は農業経営では進歩的で村の中間数人と共同で戦後の農業を起こそうと「農興会」を組織し当時から稲作以外に施設園芸(ビニールハウスでトマトとか花卉などを栽培)経営していました。当時は今と比較できないほど農業は恵まれていました。米1俵(60K)が1万円で供出していた時代でした。今の物価が当時と比較して10倍としたら農業のみでも経営出来た時代でありました。しかし昭和40年中頃からコメ余りが起きて日本農業が衰退に向かったと思います。昭和41年に横浜の重機メーカーに就職して生産管理、品質管理部門を経て調達部に於いてはコスト削減手法を体得また海外調達を実施しメーカーにて種々の管理手法を身に付けた後定年退職をしました。その後経営コンサルタントになり農業・環境分野を専門としてきましたが私が23歳までの農業経験とは全く違った状況になっていることが身にしみてわかりました。元気で頑張っている農業経営体は考え方が柔軟でチャレンジ精神が旺盛で、多角化し、売り方も自分で売り先を開拓しているなどの農業経営体でした。これからの日本農業成功の条件は「多角化、観光、輸出、連携、安心安全、環境、自立、経営的センス」などがキーワードとした農業法人が生き残って行けると思います。私のコンサルタントとしての理念は「日本を支えているのは大企業ばかりでなく中小企業であり地域でありその中心は農林漁業であるとの認識から彼らを支える一助になる事」です。私の理念を達成するには食農連携や地域活性化の業務が私には一番あっていると思います。