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2013/7/4更新
中島和代 中島 和代(なかじま かずよ)
生年: 1952年
出身地: 高知県高知市
所属: (株)なかじま企画事務所
役職: 代表取締役社長
職業区分: 民間コンサルタント・シンクタンク
〒780-0056 高知市北本町4丁目2-58-1002
TEL: 088-855-6138
FAX: 088-855-6137
E-mail: nakajima*kazplan.co.jp
※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています
URL: http://www.kazplan.co.jp/
専門分野
[ □印は最も得意とする分野 ]
□農業者と食品産業のマッチング
■地域戦略構想書の作成
■合意形成手法
■事業推進マネジメントの方法
■地域活性化戦略
■地域資源の利活用(未利用、観光資源等)
■技術シーズと製品開発ニーズのマッチング
■新商品開発の方法
■マーケティング戦略
■デザイン・広報戦略
■地域ブランド戦略
■消費者とのコミュニケーション
対応可能な
コーディネート業務
  • 商品の企画開発から販路開拓への基礎学習から実践的なグループワーク
  • 商品開発における企業資源の活用、および商品のブラッシュアップ
  • 企業及び組織団体の持つ独自性、新規性のある付加価値の発見と発信手法
  • 自社商品の新たな販路開拓へのアドバイスおよび支援
  • 商品取引に必要な企画提案書の作成およびプレゼンテーション指導
  • 商品の企画開発から製品化までのアドバイス
  • 大都市圏への販路開拓支援及びコーディネイト 他
食農連携推進に向けた
活動実績
(事業、業務等、実施期間、概要)
  • 2011年〜2014年3月31日
    高知県食品産業研究会、健康福祉産業研究会のチーフアドバイザーとして、怪異の事業化プランに対する助言および指導。その他県内の食品加工業他の事業所からの要請に基づいてその課題に対するアドバイスを実施
  • 平成24年10月〜3月 高知県農林産業加工商品開発支援事業に関するアドバイザー業務  実施対象は、農事組合法人、JA等の商品開発及び販路開拓に関するアドバイス支援、その他地域の特産物直売所や物産館等の改善指導等を実施。  本年度も継続。
  • 土佐FBC(フードビジネスクリエーター人材創出事業)
    2008〜2012年度高知大学/文部科学省「科学技術振興調整費」(地域再生人材創出拠点の形成)地域の食料産業を支える中核人材の養成事業において、豊富な地域の農水産物に対して、高い付加価値を盛り込んだ加工食品を開発でき、さらに経営的な視点から農業をマネジメントできる地域のリーダーを輩出する目的。マーケティングと経営・起業論を担当。
    平成25年度からは独立し、高知大学および県市地用損県内企業等にる支援を受け自立した「土佐FBCU」において、「商品企画開発実践論」を担当。商品の企画開発及び販路開拓、経営的観点からの農業や地域の食料産業を支える中核人材の養成事業を実施する。
    http://www.ckkc.kochi-u.ac.jp/~ckkc0001/tosafbc/
  • 2008〜2013年 アグリネットワーク・れいほく株式会社(高知県土佐町・建設業〜の異業種参入)
    土佐れいほく「森のゆず」シリーズ商品ブランド化。良質のゆず果汁を使った加工商品(ゆずリキュール/ゆず酢/ゆずジュース/ゆずドレッシング)のパッケージデザイン及び商品開発のアドバイスなどをはじめとするブランド化への企画プロデュースおよび新規商品開発に関するアドバイス等により、(株)中川政七商店や大手ベンダーとの継続取引に成功。
    http://agri-reihoku.com/
  • 2009〜2012年度の3年間、建設業からの異業種参入として、地域の唯一といえる産業である「きじの養殖販売」のブランド化、および大都市圏(東京・大阪)における販路開拓支援を実施。地元高知における話題性を高め、知名度の確立による売り上げの向上を達成。また新たの商品開発からパッケージ作りまでのアドバイスにより、百貨店等での中元お歳暮、催事販売での取引増加につながる。
  • 2002〜2010年 「夜須のエメラルドメロン」ブランド化による販路拡大事業。JAとさかみ夜須支所(高知県香南市夜須町)地域ブランド確立に向けて販売促進キャンペーンやギフト用パッケージ及び販売ツールの企画デザイン制作まで、総合的に企画提案。さらに、高知県夜須の地域ブランドの強化を目指し、高級贈答果物として「トレフルッタ(3つのくだもの)」というキャッチフレーズで展開し、相乗効果をあげる。
    http://www.tosakami.or.jp/yasu_melon/top.htm
  • 2003〜2008年同JAとさかみ夜須支所の高級金時スイカとは別に、冬のスイカ「ルナピエナ」としてブランド化。類似の追随商品との差別化を明確にするためのパッケージ開発と合わせた地域ブランドの強化による販路開拓。同JAとさかみ夜須支所の高級金時スイカとは別に、冬のスイカ「ルナピエナ」としてブランド化。 類似の追随商品との差別化を明確にするためのパッケージ開発と合わせた地域ブランドの強化による販路開拓。
    http://www.tosakami.or.jp/tosakami_suika/
食農連携等に
関連した講演等の実績
(演題、場所、実施時期等)
  • (株)坂田信夫商店 2012年4月23日 「商品開発におけるコンセプトの重要性」 会場/社内研修室
  • 土佐まるごとビジネスアカデミー 2012年4月27日「商品開発の基礎」
    会場/高知県立大学永国寺キャンパス
  • 土佐FBC幡多教室 2012年8月18日「商品とは何か」
    会場/四万十市中央公民館
  • 四万十市ビレッジ影野 2012年12月12日「地域の活性化に何が必要か」
    会場/影野公民館
  • JA高知女性部総会
    2013年2月25日 「変わり続ける消費と農業〜直販所らぶと、その明日を考える〜」 会場/JA高知高須 JA高知市鏡支所園芸部総会
    2013年5月2日 「これからの地域戦略と直販店の役割」 会場/JA鏡支所
食農連携推進に係る
委員等の実績
  • 高知県成長分野育成支援研究会 2009年〜2013年3月31日
     ・食品産業研究会 マーケティング分野チーフアドバイザー
     ・健康福祉産業研究会 マーケティング分野チーフアドバイザー
  • 高知大学土佐フードビジネスクリエーターU人材創出企画運営委員
    2013年4月〜2014年3月31日
  • 土佐経済同友会 一次産業研究会 委員 2011年2月〜
主な著書・執筆物
・メディア出演等
食農連携や地域活性化に
対する想い(メッセージ)
■食農連携による経済活動、地域活性化を目指すには
 もともと商品開発とはモノを作るだけでなく、売り方まで考える事です。売り方の差別化によって、その商品の将来が決定づけられると言ってもよいでしょう。ビジネスプランやコンセプトワークを間違えば、販路開拓はもとより、地域の活性化にはつながりません。
 これからの農業や加工事業の人財には、科学的な知識や加工現場における衛生管理、商品表示法など、多様な知識が必要です。また商品を売り込むためにはコミュニケーション能力やマネジメント力、調整力、営業プレゼンテーション能力、情報力など、幅広いものが求められます。また、ものづくりには、スキルだけでなく“感性やセンス”が必要です。ただ多くの方たちが誤解しているのは、それらはしゃべる力よりも、コンセプトや企画提案のポイントが整理され、明確になっていればよいという点です。
最も大きな課題は、企業や商品開発者の多くは、それが整理されないまま、思いつきで商品を展開しようとしている点なのです。
 これからの食農連携コーディネーターには、単に一次生産品の加工食品を開発するだけではなく、食を取り巻く様々な地域環境を踏まえて、地域産業がクラスターとなり、様々な役割で融合するによって、全く新しいプロジェクトとして相乗的な協力関係を見出す能力が重要になっていると考えています。
 こうした知識やノウハウを、きちんと身につけることができれば、日本の食農連携は、まだまだ大きな活路を生み出すだけの力を持っていると実感しています。

■地方の食品産業の未来に向けて
 食品業界では、健康志向、食の安全に対する消費者志向の高まりとともに、安全だけでなく栄養や機能性への注目が一層進み、顧客満足にも、科学的なエビデンス(証拠・根拠)が求められるまでになっています。
 こうした動きは、飲食業界や食品ベンダーの方向性にも大きく影響し、量販店や百貨店の生き残り戦略の変更とも合わせて、食品に関わるバイヤーの求めるものも大きく変化せざるをえなくなっています。
 科学や技術革新のスピードが増して行く時代にあっては、これまで加工業を営んできた事業者でさえも、今後も加工業で生き残れるとは限らない時代でもあります。
それぞれが持つ技術やノウハウを生かして、新たな可能性を切り開く「価値創造」を実践したいですね。