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2012/6/1更新
櫻井清一 櫻井 清一(さくらい せいいち)
生年: 1967年
出身地: 群馬県太田市
所属: 千葉大学大学院
部署: 園芸学研究科食料資源経済学コース
役職: 教授(博士(学術))
職業区分: 大学・研究機関
〒271-8510 千葉県松戸市松戸648
TEL: 047-308-8933
FAX: 047-308-8933
E-mail: sakurai*faculty.chiba-u.jp
※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています
URL: http://www.h.chiba-u.jp/prof/graduate/keizai/sakurai.html
専門分野
[ □印は最も得意とする分野 ]
□地域活性化戦略
■地域資源の利活用(未利用、観光資源等)
■農業者と食品産業のマッチング
■マーケティング戦略
■消費者とのコミュニケーション
■農産物直売所を核とした地域活性化
対応可能な
コーディネート業務
  • 農的資源を活用した地域活性化戦略策定の支援
  • 農村経済多角化の分析と事例紹介
  • ローカル・フードのマーケティング戦略分析
  • 農村女性起業など農業者主体の高付加価値化・多角化事業の分析と支援
  • 農産物直売所の運営動向に関する分析と国内外の事例紹介
  • 消費者の購買行動に関する調査の支援
食農連携推進に向けた
活動実績
(事業、業務等、実施期間、概要)
○農産物直売所の運営に関する指導・支援
  • 直売所の実態と運営に関する講演・研修会での助言など多数
  • 直売所の店頭購買行動に関する調査の実施
  • 直売所に出荷する生産者の出荷行動に関する調査の実施
○(食料)産業クラスター・農商工連携・6次産業の概念に関する指導
  • 研究会・シンポジウムにて食料産業クラスターに関する講演多数
○農村女性起業に関する調査・指導・支援
  • 女性起業の事例調査とアドバイス
  • 女性起業を支援する普及指導員に対する研修
食農連携等に
関連した講演等の実績
(演題、場所、実施時期等)
  • 店頭からみえてくる農業部門のマーケティング活動
    (全国女性農業者リーダー会議:2008年)
  • 青果物流通の現状と今後の園芸産地強化策について (福島県:2009年)
  • 農産物直売所を核とした生産・販売戦略 (群馬県:2009年)
  • 消費者と生産者をつなぐ店長力をつけよう! (奈良県:2009年)
  • 異分野の連携による地域活性化の系譜と実践
    (福井県農業試験場:2010年)
食農連携推進に係る
委員等の実績
  • 女性農業者リーダー全国会議企画委員 (2006〜2008年)
  • 食料産業クラスター展開事業・クラスター促進技術対策検討委員
    (2007〜2008年)
  • 食料産業クラスター展開事業・地域食料産業クラスター検討WG・座長
    (2007〜2008年)
  • 食農連携機能高度化支援事業・食農連携コーディネーター検討委員会・座長
    (2009年)
  • 食農連携コーディネーター活動対策検討委員会・座長 (2010年)
  • 6次産業化や食農連携に関する普及指導員の派遣研修プロジェクトチーム・座長(2011年)
主な著書・執筆物
・メディア出演等
  • 『直売型農業・農産物流通の国際比較』 (農林統計出版、2011年)
  • 『実践農産物地域ブランド化戦略(共著)』 (筑波書房、2009年)
  • 『青果物購買行動の特徴と店頭マーケティング(共著)』 (農林統計出版、2009年)
  • 『農産物産地をめぐる関係性マーケティング分析』
    (農林統計協会、2008年)
  • 『Potential of Social Capital for Community Development(共著)』
    (アジア生産性機構、2006年)
食農連携や地域活性化に
対する想い(メッセージ)
 農産物産地では、食農連携・農商工連携という言葉を聞くと、手元にある原料農産物をいかに加工するか、そして原料農産物をどれだけ供給するかに関心が向かいがちです。しかし真の連携を確立するためには、加工に適した原材料の栽培&品質管理、価格の設定、過剰/不足時の対応、製品も含めたマーケティング戦略など、生鮮品を取り扱う次元とは異なる調整を他部門の方々としなければなりません。自身で責任を持って取り組む取り組みと他者に委ねる取り組みの仕わけも必要です。また、近年の連携は原材料の取引の次元を超え、新製品・新技術開発への協力やマーケティング戦略の共同立案など、川中・川下の次元に踏み込んだ活動も求められています。農村部の限られた人材で全てをこなすのは至難の業ですが、うまく地域の支援者・専門家と手をつないで成果をあげている農業者・産地があるのも事実です。こうした「ローカルな企業家・起業家」の行動を普遍化し、どのように「つながることができるか」に関心を持ち、仕事をしています。一時的でなく将来を見据えた地域のネットワークを構築しようとなさっている産地・地域を応援したいと思います。