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2014/6/9更新
岩井邦久 岩井 邦久(いわい くにひさ)
生年: 1963年
出身地: 青森県弘前市
所属: 青森県立保健大学 健康科学部 栄養学科
役職: 教授
職業区分: 大学・研究機関
〒030-8505 青森市浜館字間瀬58-1青森県立保健大学
TEL: 017-765-4194
FAX: 017-765-4194
E-mail: k_iwai*auhw.ac.jp
※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています
URL: http://researcher.auhw.ac.jp/profile/ja.u9eg-EVU37E2Gax96f8xAw==.html
専門分野
[ □印は最も得意とする分野 ]
□地域資源の利活用(未利用、観光資源等)
■地域活性化戦略
■技術シーズと製品開発ニーズのマッチング
■新商品開発の方法
■食品の栄養・機能性の研究と開発
■食品と健康・栄養・食育等との関わり
対応可能な
コーディネート業務
  • 地域食資源の調査
  • 地域食資源の栄養性・生理機能等の分析・探索研究
  • 実用化・事業化につながる共同研究
  • 市場動向・研究動向に基づく戦略・構想等の構築
  • 新商品の研究開発
  • 地域食資源を活用した地域活性化戦略・構想等の構築
食農連携推進に向けた
活動実績
(事業、業務等、実施期間、概要)
  • ヘルシーフード創造研究会 2005年〜
    生理機能研究の成果を地域食資源の活用や事業化につなげるための勉強会として設立。アピオスの活用に関して県内企業と個人の共同作業をコーディネートし、新しい食感のアピオス製品を開発した。
  • ガマズミ活用研究会 2007年〜
    研究成果の活用と多様な製品開発を目的に設立。県内企業7社と共に活動し、製品開発の指導を行った。
  • 平成20年度医療・健康福祉関連産業ビジネスモデル構築事業
    「ガマズミを活用した地域を元気にするビジネスモデル」 青森県 2008年
    モニター調査、市場調査、研究開発、展示会出展等を行い、ガマズミを地域産業として発展させるためのビジネスモデルを提言。
食農連携等に
関連した講演等の実績
(演題、場所、実施時期等)
  • 「青森県産品で健康になろう! 〜青森県の食材の栄養、知ってますか?」
    平成25年度まちなかキャンパス, 青森市 (青森県立保健大学), 2014年2月
  • 「青森発、マタギの伝承『ガマズミ』と、リンゴとともに伝来した『アピオス』からの食素材開発」 食品開発展2013地域プロジェクト, 東京都 (21あおもり), 2013年10月
  • 「アピオス花の保健効果とその開発」
    しちのへ元気倶楽部講演会, 七戸町, 2013年8月
  • 「アピオスの栄養・機能性と健康効果について 機能性研究から開発まで」
    下北アピオス・フォーラム, むつ市 (青森県下北地域県民局), 2013年2月
  • 「地域食資源の有効利用を目指した機能性研究・・・アピオスを例に」
    青い森の機能性食材活用支援セミナー, 青森市 (21あおもり産業総合支援センター), 2013年1月
  • 「食と健康とガマズミの機能性」
    第1回ガマズミ栄養健康教室・講演, 三戸町, 2012年10月
  • 「自然の恵・地域の恵・県産食品で健康に〜地域の食資源の機能性〜」
    青森県立保健大学公開講座, 青森市 (青森県立保健大学), 2011年5月
  • 「北の地域資源から機能性食素材の開発」 静岡県食品技術研修会, 静岡市 (静岡県食品技術研究会、静岡県食品産業協議会、静岡県工業技術研究所), 2010年3月
食農連携推進に係る
委員等の実績
  • 青森市水産振興協議会 副会長 2011年〜
  • 青い森の食材研究会 2011年〜
  • グローカル産業創出・集積支援プロジェクト推進委員会 委員 2008年
  • あおもり地域産業総合支援会議 新事業推進員 2007〜2008年
  • あおもりプラットフォーム会議 新事業推進員 2006年
主な著書・執筆物
・メディア出演等
  • 「"大学発"加工食品 機能性生かす 新たな収入源に期待 青森県立保健大」 日本農業新聞 2014年5月28日掲載
  • 「キャンパス発 この一品・・・アピオ酢in青森りんご 青森県立保健大 青森育ち健康食、全国へ」  日本経済新聞 2013年9月12日25面掲載
  • 「青森県の産学官連携による地域農水産資源の生理機能研究と新規素材の開発」 食品と開発 Vol.46 (2) p81-83  2011年
  • 「地域の食資源から抗酸化作用と生理機能の探索 ガマズミ果実の抗酸化成分およびヒトにおける抗酸化作用」 New Food Industry Vol.52(11) p33-41 2010年
  • 「地域食資源の栄養と生理機能に関する研究」 青森県立保健大学雑誌
    Vol.10 p243-250 2009年
  • 「あおもり長寿セミナー」自然からの恵みを感じましょう
    RABラジオ 2011年3月5日放送
  • 青森県医療・健康福祉関連ビジネスサロン・ちょこっとコラム
    http://www.pref.aomori.lg.jp/sangyo/shoko/salon_column001.html
食農連携や地域活性化に
対する想い(メッセージ)
 食料自給率、食の安心・安全、輸入自由化問題等、食に関わる問題は多岐にわたり、中には深刻な問題もあります。しかし、食は人間が生きる柱の一つであり、それを支えているのが地域の生産者達等です。これまで、食品の機能性を研究し多くの地域食資源と出会ってきて、各地域にはそれぞれの特徴ある資源がたくさんあることを実感しました。と同時に、それらを活かすのはその地域の人達であり、それが成功してこそ地域の活性化は図られます。私は30年近く研究畑を歩んでいますが、研究と地域の人達の活動を上手く結びつけることが成功の鍵だと信じています。私の強みは、民間企業、県職員、大学と、産学官全てでの業務経験があることで、産学官連携のポイントや難しさも分ります。上述した地域活性化は、この産学官に地域住民が加わった「産学官民」でこそ上手くいくのだと思います。
 また、各地には長く伝承されてきた食資源や、余り知られていない食素材がまだ多数埋もれていると思っています。その地域の人々を中心に産学官民の体制を構築し、埋もれている食資源を発掘し、地域の活性化に寄与する開発・展開等を目指したいと考えています。