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長谷川 潤一(はせがわ じゅんいち) |
生年: 1969年
出身地: 群馬県桐生市(埼玉県熊谷市在住) |
所属: 一般社団法人食品需給研究センター
役職: 食料産業クラスターチームリーダー |
職業区分: 行政・公的支援機関 |
〒114-0024 東京都北区西ヶ原3-1-12 西ヶ原創美ハイツ2F
TEL: 03-5567-1991
FAX: 03-5567-1960
E-mail: hase*fmric.or.jp
※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています
URL: /foodcluster/ |
専門分野 [ □印は最も得意とする分野 ] |
□地域戦略構想書の作成
■合意形成手法
■事業推進マネジメントの方法
■地域活性化戦略
■技術シーズと製品開発ニーズのマッチング
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対応可能な コーディネート業務
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○枠組推進のためのコーディネート
- 地域戦略構想書の作成支援
- 地域連携に向けた各セクター間における合意形成のための意見調整
- 地域活性化を推進する上での有識者・専門家・研究者の紹介
- 現地のニーズに即した各種支援業務の紹介と採択に向けた戦略練り
- コーディネーターの育成研修
○事業者等へのコーディネート
- 国等が実施する支援事業への課題提案に向けた申請書作成支援
- 新商品開発、新技術開発等に必要な有識者・専門家・研究者の紹介
- 新商品開発やマーケティング、販路開拓のための戦術指南
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食農連携推進に向けた 活動実績
(事業、業務等、実施期間、概要) |
- FACOバンクの設置・運営および人材育成研修の実施(2009〜2010年)
農林水産省の支援を受け当該事業の統括管理者として、FACOバンク設置の企画立案を行うとともに、在席する食料産業クラスターチームとしてFACOバンクの稼動・運営を差配した。また、食農連携を地域において推進するコーディネーターに向けた研修プログラムおよびカリキュラムの作成をFACO及びチームメンバー等との協力を得て推進した。
- 地域の食と農の連携に寄与する地域戦略構想書プログラムの企画立案および地域戦略構想書の作成マネジメント(2008〜2010年)
農林水産省の支援を受け、地域の施策・戦略を基盤として、食と農の連携にフォーカスを絞った「地域戦略構想書」プログラムの企画立案を行うとともに、過去に社団法人食品需給研究センターが関わった国内8地域の戦略構想書のうち、北海道、秋田県、石川県、大分県に対し、現地関係者との連携により業務推進および執筆を担当した(なお、その他、長野県、愛知県東三河地域、奈良県、高知県については、チーム員:藤科智海(現:山形大学農学部食料生命環境学科准教授)が担当)。
/foodcluster/main/seika/index.html
- 農林水産・食品産業分野における産学連携の推進(コーディネート戦略作成)(2010年)
農林水産省が社団法人農林水産先端技術産業振興センターに委託した地域産学連携支援委託事業において、連携コーディネーターの参考資料となる構想書「農林水産・食品産業分野における産学連携コーディネートのために」を同センターに出向し作成した。
http://www.agri-renkei.jp/news/2011/04/25-01.html
- 北海道食クラスターに係る地域総合コーディネートモデルの作成(2010年)
平成22年5月に設置された北海道食クラスターの推進に寄与するため、エンドユーザーの視点に立ち地域資源を活用した商品等の開発・改善を行うとともに、地域におけるテーマ別の連携枠組みの構築を目指す「食クラスター形成、総合コーディネートモデル事業」を、株式会社ノースプロダクション、社団法人流通問題研究協会とのコンソーシアムを形成し実施した。業務は地域戦略検討と成果報告書作成を担当。
- 国内各都道府県や市町村における食農連携促進のための人材育成プログラムの実施(2010年)
都道府県などが農商工連携や6次産業化の推進を目的に実施している、生産者、製造業者、連携のためのコーディネーター、行政関係者等の人材育成研修に対し、事業の企画や育成プログラム、研修カリキュラムの立案を行うとともに、研修の実施、講義・実習等を行う。2010年度は、福島県(生産者・製造業者対象)、香川県(中核支援拠点、関係機関、普及センター等担当者対象)、郡山市(行政担当者対象)にて実施。
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食農連携等に 関連した講演等の実績
(演題、場所、実施時期等) |
- 「食や農をとおした地域活性化」(講演、講義および実習)
北海道・帯広市、秋田県秋田市・大潟村、福島県・福島市、長野県松本市、石川県金沢市、高知県・南国市、大分県・大分市など、国内各地域にて実施 (2011年)
- 「コーディネーターの役割について〜クラスターや農商工連携に学ぶ〜」(講義)
農林水産省総合食料局 『平成22年度6次産業化推進に係る職員研修』 (2010年)
- 「農業へ進出する際に経営者として気になることとは〜地域連携の視点から、その可能性と課題〜」(講演)
秋田県農林水産部 農外企業からの参入研究セミナー (2010年)
- 「地域活性化に向けた産学官連携の取組」(講義および実習)
研究機関における地域資源を活動したマーケティング戦略〜SWOT分析〜 (独)農研機構 果樹研究所 (2010年)
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食農連携推進に係る 委員等の実績 |
- 内閣府 「実践キャリアアップ戦略 食の6次産業化プロデューサー 起草委員会委員」 (2011年)
- (社)ひろぎん経済研究所「広島県地域戦略構想書 検討委員会委員」
(2011年)
- (財)石川県産業創出機構「都市エリア事業 コーディネータ型人材育成プログラム検討委員」 (2011年)
- (株)ブランド総合研究所 農林水産省支援 食育実践活動推進事業 バランス弁当実践委員会委員 (2010年)
- 熊谷小麦産業クラスター研究会ボランティアアドバイザー(2008年〜継続中)
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主な著書・執筆物 ・メディア出演等 |
- 『コーディネーターが目指す 食料産業クラスターの本質〜食農連携による地域経済の活性化に向けて〜』
千葉大学大学院 教授 斉藤修氏共著 社団法人食品需給研究センター(2010)
- 『食をとおした地域活性化の取組の現状と展望』
食品と開発2009.10月号 UBMメディア(株)
- 『食料産業クラスターの展開〜地域の概要と技術開発の必要性〜』
月刊フードリサーチ 2007年6月号 食品研究社
- 『食品循環資源 最適利用マニュアル』 株式会社サイエンス・フォーラム(2006)
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食農連携や地域活性化に 対する想い(メッセージ) |
現在、国内各都道府県や市町村等で展開されている食料産業クラスター、農商工連携、6次産業化等の取組は、現地の原料・資源、技術といったモノとしてのポテンシャルに加え、それらを利活用するための連携仕組み、推進してゆく人や関連する情報収集や利活用といった動的な要素が重要であるとともに、活動を進める地域の風土・歴史、食文化、また活動に邁進する人の熱意・想いといった背景(ストーリー性)がとても重要です。
これまで私どもが進めてきた『食をとおした地域活性化』の理念を踏まえた場合、これらの枠組み、人、情報を駆使し地域の物質的なポテンシャルであるモノ利活用することで、地域における生産性の向上、新たな市場の創出、イノベーションの創出等を促すには、地域にある魅力的な要素を再発見(『あるもの探し』)し、それを競争力のある商品やサービスに昇華してゆくこと(『あるもの磨き』)が必要です。
これらを効率的且つ効果的に推進してゆくには、地域におけるグランドデザインとしての戦略構想の存在が極めて重要であり、地域の特徴ある原料を有効に活用し、地域の食品関連事業者様が付加価値をつけ、地域内・外に提供してゆくことで、『こらからの新しい食文化の形成』、『地域の新たな食の1ページ』が始まります。
地域におけるこれからの取組は、単に「地域の原料を使って製品を作りました」という単発的なものではなく、戦略に基づき広範で重層的な展開が求められていると思います。私は、「地域のための食をとおして何ができるのか?」といった視点にたち、活動の初動段階であるビジョンの作成や戦略立案を中心に業務をつづけてきました。行政や中核支援拠点、更には生産者さん事業者さんなどのテーマ別の活動など、みなさんがこれから検討される取組に対し、これまでの経験と発想を駆使し、できる限りのお手伝いをさせていただきます。 |