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2009/7/31更新
東谷望史 東谷 望史(とうたに もちふみ)
生年: 1954年
出身地: 高知県馬路村
所属: 馬路村農業協同組合
役職: 代表理事組合長
職業区分: 農業・食品企業
〒781-6201 高知県安芸郡馬路村3888-4
TEL: 0887-44-2021
FAX: 0887-44-2001
E-mail: moti-toutani*yuzu.or.jp
※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています
URL: http://www.yuzu.or.jp
専門分野
[ □印は最も得意とする分野 ]
□地域活性化戦略
■地域戦略構想書の作成
■地域資源の利活用(未利用、観光資源等)
■新商品開発の方法
■マーケティング戦略
■地域ブランド戦略
対応可能な
コーディネート業務
私自身馬路村農協の組合長として職責がありますので、一地域で長期的コーデイネーター的活動は出来ませんが、地域活性化や地域ブランドの立ち上げ、商品開発やマーケッテングをどのように行ってきたかの話しや、過去の経験の中からプランニングについてコーディネートします。
食農連携推進に向けた
活動実績
(事業、業務等、実施期間、概要)
馬路村に於いて「ゆずの森」構想を立ち上げ、構想を計画から実施に結びつける。
事業名は農水省、果樹産地活力強化等別対策事業、経営構造対策事業、農山漁村活性化プロジェクト交付金(H14〜H21)及び高知県単事業・自己資金などゆずしかない小さな山村において、農家の生産するゆずを全量買い上げ、加工販売する仕組みを作り、視察者や観光客が訪れる村を創造。又農家には有機栽培を推進し価格の安定と消費者に安心と村の情報を発信し活性化に結びつけた。
食農連携等に
関連した講演等の実績
(演題、場所、実施時期等)
1.壱岐地域農林業活性化大会・演題(ごっくん馬路村の村おこし)(長崎県壱岐市 2009年1月)
2. 第四回農を変えたい!全国集会in今治・演題(農を変えたい!ゆずで馬路村をまるごと売り込む)(愛媛県今治市 2009年2月)
3.観光戦略の実践と地域活性化・演題(市場開拓から始まった地域づくり)(千葉市町村アカデミー 2009年5月)
4. あじさいキャラバン・地域活性化応援隊派遣相談会in岐阜・演題(市場開拓から始まった地域づくり)(岐阜市 2009年6月)
5.海士町主催・演題(ものづくりから始まる地域づくり)(島根県隠岐郡海士町 2009年7月)

食農連携推進に係る
委員等の実績
1・高知県産業振興計画農業部会委員・高知県の農業振興及び農産加工品の地産外商戦略会議(2008年〜2009年)
主な著書・執筆物
・メディア出演等
1・ごっくん馬路村の村おこし(日本経済新聞社・大歳昌彦著書・1998年初版)
2・天然ゆずが村を救った・馬路村農協の軌跡(農林水産省中国四国農政局・企画監修2007年)
食農連携や地域活性化に
対する想い(メッセージ)
 ゆずの加工販売による地域おこし、その始まりは危機感からだった。農協職員時代、手入れが行き届かず、生産量も少ない馬路村のゆずを売る為に、東京や大阪の催事に何度も足を運んだ。都会への催事参加は経費が掛かり評価は低かった。それでも長く続ける事によって変化がおき始めた。それは地域を巻き込み想像以上になった。
 今、地方は市町村やJAの合併によって、活力を失っていく地域が続出している。その地域は何らかの行動を起こさないと若者が地域からはなれ、数年後には子供がいない地域となり、再生不可能な状況に陥る恐れがあります。では誰が地域再生を行なわなければならないかというと、地域の人達です。私が馬路村に危機感を持ったときが20代の時です。それから30年、確かに人口は減少しましたが、村は活性化しました。生まれた地域を何とかしたいと思う、強い思いを持った人達がいれば、まだ何とかなります。物を作り売ることが難しいなら、農村の景観を作る為に1本の紅葉を植える事からでも始められます。そして続ける事です。何事も続ける事と組織を持続さす事が重要です。地域づくりは地域の環境が全く違う中で試行錯誤の連続です。地域を思う方から声が掛かり都合が付けば、皆さんの地域にお伺いします。又、馬路村にも足をお運び頂き30年の成果を見てください。