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2013/5/1更新
胃甲安俊 胃甲 安俊(いこう やすとし)
生年: 1964年
出身地: 広島県
所属: 有限会社I.K.O
役職: 代表取締役
職業区分: 流通・小売・外食
〒720-1146 広島県福山市駅家町大橋111-10
TEL: 084-976-1276
FAX: 084-976-4147
E-mail: iko*s2.dion.ne.jp
※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています
URL: http://iko-shop.net/
専門分野
[ □印は最も得意とする分野 ]
□消費者とのコミュニケーション
■地域活性化戦略
■地域資源の利活用(未利用、観光資源等)
■農業者と食品産業のマッチング
■新商品開発の方法
■マーケティング戦略
■地域ブランド戦略
■食の安全・安心、リスク管理
■想いやり生乳など、特別良質であるが、販売しにくいものの販売方法
■食の現状を伝えて、安全な食に理解をしていただくための講演
対応可能な
コーディネート業務
  • 地域資源を商品化すること
  • 生産者と食品産業、販売先とのマッチング
  • クオリティーの高い商品の開発
  • 商品のブラッシュアップ
  • 本物の商品を伝える、販売アプローチの方法
  • 消費者のニーズと商品のマッチング
  • 食の講演会による、地域地盤の意識アップ
食農連携推進に向けた
活動実績
(事業、業務等、実施期間、概要)
  • 2008年 宮崎 イタリアンレストランの、ネギドレッシング=(オクトパスドレッシング)を発掘、初めて宮崎市から県外へ出すことになり、広島からのアプローチにオーナーシェフは、初めてのことに、手段がわからないところを、アドバイスを行い、販売先を競合させないように、京都、神戸などの知り合いの高級スーパーに紹介、受注量が、大量になり、既存のイタリアンレストランでは、生産が追い付かず、福岡のネギ生産者に業務委託し工場を開設、その後、高級スーパーなどで、展開され順調に推移しています。
  • 2010年 広島の島根フェアで、斐川町産ハトムギ商品の良質なパッケージに目が止まり、それを作られた方に、お話を聞き、内容とデザインのアンバランスさを伝え、後日、価格を安くすることだけにとらわれず、質を上げることへのアドバイスを行い、良質な原料などの見直しにより、原価は20円ほど上がったものの、一般的なものとの差別化を図り、デザインを含めたパッケージとして、最終希望小売価格は、50円アップでも、自信のある商品つくりが出来たと、満足してもらうことができた。
  • 2010年〜現在 広島県東部地区のメーカーの商品開発のアドバイザー 無添加、素材重視での地域資源活用の商品開発
  • 2010年〜現在 新規営農者に直接消費者とつなぎ、やる気と満足感、そして生産者どうしのつながりで、新商品開発などを生む、福山軽トラ市企画開催、大々的にやらなくとも、良い結果が出せるとの、好例として、注目を集めています。
  • 2012年 販路コーディネーターとしての農業者の第六次産業推進アドバイザー
    具体的には、福山市北部で、一時期は多くの農家が栽培をしていたが、過疎化と従事者の高齢化により、途絶えそうになっていた服部地区の生姜を使い、ジンジャーシロップなど福山市の小規模メーカーに生姜商品を開発のアドバイスを行い、テレビをはじめ地元タウン情報誌など各メディアに生産者及びメーカーを露出させ、フェイスブックなどもツールとして活用して、地域の商品としての確立と、京都、大阪などの量販店の対極の質販店に、紹介し順調な売り上げの推移をして、業績を伸ばすとともに、服部生姜の生産者も増え、農生産者も活気が出てきた。
    常に意識している、農・工・商の三方良しが叶い、個人的にも、喜んでいます。
食農連携等に
関連した講演等の実績
(演題、場所、実施時期等)
  • 就農サポーター育成セミナー 特定非営利活動法人キャリアネット広島
    2010年1月24日
  • 「本物と呼べる物との違い」 福山市立駅家南中学校
    2010年11月27日、2011年11月15日
  • 「出汁取り教室 本物を伝える食の侍」 穴吹調理製菓専門学校
    2010年3月20〜21日
  • 「食は、命をつなぐもの、食を知ると世界が見える」
    広島県立松永高等学校 2012年2月10日
  • 「知っておきたい食のこと」ふくやまリーデンローズ 2011年9月9日
食農連携推進に係る
委員等の実績
  • 本物を伝える、「食の侍」代表
  • 広島県有機農業研究会 会員
  • 農商工連携人材育成研修修了
  • 全国中央会主催 農商工連携人材育成研修合格後人材プラッツ登録 2010年〜
  • 社団法人販路コーディネーター協会 販路コーディネーター
主な著書・執筆物
・メディア出演等
  • 朝日新聞 「キーパーソン」 2009年11月28日
  • テレビ新広島 「人気もん」 2010年1月10日放送
  • エフエムふくやま 「地元の食材について」 2010年4月14日
  • 読売新聞 「リーダー登場」 2011年1月26日
  • エフエムふくやま 「本物の出汁について」 2011年3月2日
食農連携や地域活性化に
対する想い(メッセージ)
食農連携及び、地域活性化を行う前に、今の食の現状を知ることが、大切です。
これをふまえて、商品つくりを行うことにより、本来の質を高めたうえ、商品のブラッシュアップを行うと、自信を持って、販路に繋ぐことが出来るというものです。
消費者の動向に合わせる商品も、大切でしょうが、本当の意味の地域活性化は、農生産者と製造者の意識を高めたうえでの商品開発をして、消費者の求める以上の商品をつくって初めて、訴えかけることのできる商品になると考えます。
以下は、簡単に、食の現状を書きましたので、商品開発の参考になれば幸いです。
食について いま伝えたいこと
このごろ、食に対して意識がより注がれるようになりました。
中国の問題、放射能の危機、怪我の功名だとは思いますが,必要なことだと思います。
食に携わる者として、知るべきことは、
普段、普通に食べている物が、はたして本来のものなのかと言う事です。
例えば、醤油、室町時代から作られている日本の代表的な調味料です。
昔ながらの素材で、本来の作り方で作られているのか?
残念ながら、普段目にする大手メーカーの醤油は、醗酵醸造を簡略化の技術を使い、大量生産大量消費を主眼に作られているものです。
昔ながらの、日本の風土を利用した醗酵のステップを踏んだものではないのです。
大豆、小麦、食塩だけで出来る醤油が、低価格にするため、油を絞ったあとの外国産の大豆を使い、簡略化した醸造で醤油ベースを作り、本来の醤油により近づけるために、添加物の着色料を入れるものまであります。
安く作る技術は、それと引き換えに何かをおざなりにしていると考えています。
安く作るということが出ましたので、もうひとつわかりやすいもので、例えますと。
一丁50円以下のおとうふ、20円台の物もあるようですが、外側の包装資材のパッケージ代を引き、販売するスーパーの利益、製造メーカーの経費を引くと、いったい原料はいくらのものなのか?
まともな原料が使えるのか?と考えるとおのずと答えは出てきます。
どのような大豆なのでしょうか、日本には、そのような大豆は育ててないでしょうし、外国産でも、ランクのかなり低いものではないのでしょうか。
これが現実です。
昔ながらの物とは、違う物になってしまっている現状、安いものには、わけがある。
そこに、気付かれたことから、商品開発ははじまると思います。
世の中が、いかに変わろうと、食べる事は、やめられません
食に関わるものは、命を預かる身として、商品開発を行いましょう