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2013/7/24
正井慎悟 正井 慎悟(まさい しんご)
生年: 1960年
出身地: 兵庫県神戸(広島は第二の故郷)
所属: さんあい技術コンサルタント
役職: 代表・技術士(経営工学)
職業区分: 民間コンサルタント・シンクタンク
〒729-2313 広島県竹原市高崎町2416-405
TEL: 090-8603-9566
FAX: 0846-27-0369
E-mail: 3ai_tc01@tanet.ne.jp
※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています
URL: http://sanai-office.com(作成中)
専門分野
[ □印は最も得意とする分野 ]
□農業者と食品産業のマッチング
■合意形成手法
■事業推進マネジメントの方法
■技術シーズと製品開発ニーズのマッチング
■生産工程・製造工程管理
■新商品開発の方法
■マーケティング戦略
■デザイン・広報戦略
■知的財産権
■食の安全・安心、リスク管理
■消費者とのコミュニケーション
■果実加工食品、レトルト食品、介護食品など容器包装詰加工食品の、企画開発から生産加工、商品化、販売販促やアドバタイジング、消費者交流などフードチェーンにおけるクラスターづくりコーディネートを提供します。
■商品化のスピードアップに、食品から医薬部外品までの委託生産・受託加工のトータルコーディネートを提供します。
■食品パッケージの設計や提案(特に、缶・瓶・レトルト、ジャム・ゼリー容器、電子レンジ調理、口栓付のパウチ、ユニバーサルデザインなど)。
対応可能な
コーディネート業務
  • 農家の収穫生産性改善から加工事業化までのコーディネートを提供します。
    ・産地収穫作業の改善から処理・保管場、加工作業の改善コーディネート。
    ・農家でできる食品加工、セル生産の指導など。
    ・小〜中規模の処理、加工工場・保管場のGMP設計。
    ・加工食品技術や法律等の指導、人材育成。
  • 食品関連事業者や専門家等へのコーディネートを提供します。
    ・連携、事業スキームの策定支援。
    ・農業者と食品関連産業とのマッチング。
    ・有識者、全国9万人の技術士など高度専門家、最新技術研究者のマッチング。
  • 新商品開発と商品化・販路販促アドバタイジング開拓・消費者交流などフードチェーンにおけるクラスターづくりのコーディネートを提供します。
    スタートでは「どう作るか」ということ大切ですが、同時に出口の「どう売るか」も同じように大切です。成功に向かう同期化やロードマップづくりをコーディネートします。
  • 持続可能とするために、今後地域に根差して活躍する若い食農連携の人財育成するために、食農連携で必要な様々な知識やスキルを習得するための教育や研修のコーディネートを提供します。
  • 国家資格者の技術士として、自身の得意分野の提供は無論、各分野の専門家や地域産業クラスターとの融合や調整など、全体最適のプロジェクトマネジメントやトータルなコーディネートを提供します。
    ・判りやすく言えば、畑から(加工〜販売)食卓、廃棄リサイクルまで、専門家のみなさんの仕事のトータル技術コーディネート役としての支援をいたします。
    ・特に、プレイング・マネジャーとして、自身も担当専門員として動きながら、プロジェクトリーダーを技術面や運営面などで補佐支援を行うことを得意とします。
食農連携推進に向けた
活動実績
(事業、業務等、実施期間、概要)
  • 上場の農産加工食品メーカーA社にて、製造現場、企画開発、生産技術、工場長など幅広く経験従事しました。1981年〜2012年 この間に、食農連携として、数多くのPB商品開発、OEM製造など経験を積んできました。
  • 特に農産フルーツ加工品については、今では当たり前のようになっている、国産フルーツ原料を活用しての高品位拘りジャムやゼリーなどの商品企画開発・生産等において、数多くの原料産地、関連企業と長年携わってきました。
  • コト提案に関する取り組み事例として、生活協同組合との特定露地栽培品種(長崎県雲仙普賢岳山麓)の苺を利用した、共同開発商品(苺ジャム)を活用し、産地生産者農家、食品メーカー、販売会社、流通、組合会員が協働して援農作業を行うなど、商品や生産者の想いをもっとたくさんの人に伝えたい取り組みとして「伝わる・伝える 商品のコト」テーマに、商品活動交流会などに携わってきました。この商品シリーズには、苺以外にも、さつまいも(鹿児島県)、檸檬(愛媛県)、無花果(広島県)などがあります。〜2012年
  • 現在、地域貢献や地域連携の活動として、西日本から広島を中心とした技術士活動や技術支援NPO活動を通して、商工連合会、地元企業、大学と一緒に汗を流しながらの連携コーディネートなどを行っています。2013年3月〜
食農連携等に
関連した講演等の実績
(演題、場所、実施時期等)
  • 「最近のジャムを中心とした食品包装技術開発の事例について」
    東京都、(公社)日本缶詰協会、2007年11月
  • 「パッケージに求める新しい付加価値(レトルト食品)」
    東京都、軟包装衛生協議会、2007年4月
食農連携推進に係る
委員等の実績
  • 日本介護食品協議会 技術委員 2002年〜2003年
  • (社)日本食品包装研究協会 理事 2007年〜2010年
  • (公社)日本缶詰協会 技術委員会、技術委員 2002年〜2007年
  • (公社)日本技術士会 2001年〜
  • (NPO)ATACひろしま 2013年〜
主な著書・執筆物
・メディア出演等
  • 「缶・びん詰、レトルト食品 飲料製造講義」共著 日本缶詰協会 2002年
  • 「やさしいカタチ」週刊朝日 2005年7月8日号掲載
  • 「グラスボトルデザイン・アワード」日本経済新聞 2005年3月21日号掲載
  • 「使いやすさもおいしさの秘密」朝日新聞be Saturday
    2006年4月1日号掲載
  • 「最近のジャムを中心とした食品包装技術開発の事例について」缶詰時報
    2007年10月号
食農連携や地域活性化に
対する想い(メッセージ)
長年、農産品加工食品メーカーで従事し、「食づくりは最高の愛情表現」の信念で食づくりを実践してきました。この度、独立開業し西日本中国地方では唯一人の技術士経営工学部門+食品技術コーディネーターとして活動を始めました。これまで企業の中で、数多くの食農連携は経験してきましたが、やはり企業サイド立場や視点であったというのは否定しえないものがありました。しかし、これからはもっと産地や地域全体の活性化などトータルに目を向けていきたいと考えております。
これからの食農連携の課題としては、単に一次生産品の加工食品を開発するだけではなく、農家の将来に向けた、人財育成から就労実情や経済的実情に合わせた品種開発や栽培技術の強化、味作りの設計、商品開発力、加工技術力、加工ラインの設計、生産委託先調査や契約、生産販売に関する知識不足の強化、商品販売企画力の不足など、課題は山積みだと感じています。
そこで、幅広いコーディネートが必要であり、技術士という総合技術的な視点や知識経験、ネットワークなどを提供し、少ない投資で今ある資源の有効活用から、先端技術とのコラボレーションまでトータルなアプローチで、テーマの実現にご協力させていただくことができると思います。 そして、農業、林業、漁業、畜産酪農業等の一次産業、食品製造の二次産業、流通販売の三次産業のフードサプライチェーン(FC)におけるクラスターを形成させるなど、お互いが得意分野での融合を促進コーディネートし、Win-Winの相乗的な協力関係を築き上げることを実現していきたいと考えています。
これまでの実体験からも、水畜農産原料から、加工食品をつくると付加価値は5倍になり、最終流通消費では高付加価値品だと10倍以上になります。1次産業×2次産業×3次産業=6倍でなく10倍化も夢ではありません。そして、その付加価値を産地農家や地域クラスターの活性化へ還元させることが大切です。単にモノづくりの付加価値向上だけに留まらず、産地農家から販売・消費者までのFCクラスターにおいて、得意分野の融合やコト提案を築き上げることで付加可価値を高め、ひいては、産地農家1軒1軒の出荷価格の改善や継続可能な将来の設計などへ還元することも可能です。是非、こうしたの輪を、みなさんといっしょになって取り組んでいきたいと願っております。