|
久保田 淳(くぼた あつし) |
生年: 1956年
出身地: 広島県広島市 |
所属: フリー
|
職業区分: その他 |
〒167-0032 東京都杉並区天沼1-4-5-206
TEL: 090-1461-7293
FAX: 03-5913-8275
E-mail: mebota*wc4.so-net.ne.jp
※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています
|
専門分野 [ □印は最も得意とする分野 ] |
□消費者とのコミュニケーション
■地域活性化戦略
■地域資源の利活用(未利用、観光資源等)
■農業者と食品産業のマッチング
■新商品開発の方法
|
対応可能な コーディネート業務
|
美味しいをコンセプトとする地域振興
- 美味しいイベント企画・プロデュース
- 美味しいECサイトづくり
- 美味しい商品開発・販路開拓
- 美味しい店舗計画・運営・メニュー作成
- 地域の美味しいを発見
|
食農連携推進に向けた 活動実績
(事業、業務等、実施期間、概要) |
- ショッピングサイトの立ち上げ、企画・運営ほか
食専門のインターネットショッピングサイト「うまいもんドットコム」(http://www.umai-mon.com/)の立ち上げに参画し、商品企画・開発、イベント企画・運営、店舗開拓、法人営業、運営…メルマガ発行、クレーム処理等、あらゆることを実践しました。
まず、生産者の話を聞き、消費者が何を求めているか、生産物にどんな魅力があるかを 引き出し、売りたいものと買いたいものとのギャップを埋め、売れる新商品を開発。さらに、農業者と農業者、農業者と加工業者など(同業多種、異業種間)のコラボレーションによる新商品開発にも取り組みました(うどんメーカーとカレー屋、農業者とレストランなど)。
また、商品を単にウェブサイトで販売するだけではなく、それを食べる文化を消費者に伝え、啓蒙することにより、販促を計りました。インターネットを使えない生産者とネットユーザーである消費者のデジタルデバイド解決のため、生産者はFAX、消費者はインターネットというプログラムも先進的に使いました。
また、企業キャンペーンなどで取り扱ってもらう為の法人営業を進め、大手酒造メーカーや金融機関等のキャンペーン商品として成功しました。
以上、まだまだありますが、机上の論理ではなく、実際に現場に立って、全国各地の生産者のもとに足を運んで、企画運営を行ってきました。これを生かし、生産者(農林水産業者、加工業者)、運営者双方の立場で実際的なお話ができます。
- 食文化考察シリーズ講座
地域の食文化を都市住民に知ってもらうための活動を池袋のNPO法人「みらい館大明」において、「食文化考察シリーズ」として行っています。
毎回、日本酒、焼酎、日本ワインなどテーマを決め、その地域の特色を、酒や郷土料理などを通じて紹介する講座です。具体的には、それぞれの回で3〜4回の異なる酒蔵、ワイナリーから講師を招聘し、地域で果たして来た役割や製造のこだわりなどをレクチャーしてもらい、また、県の東京事務所や観光協会などからも地域の特色、農林水産物などの説明を受け、地域の伝統料理や地域食材を使った料理レシピを創造し、提供します。
この講座では受講生が食文化の講義を受け、実際に地域の伝統料理や地域食材を使った料理を食べながら、自分の舌で地域を知ることにより、そこで作られる農林水産物、お酒、観光やそこに携わる人に興味を持ってくれるようになることを心がけています。この講座以降にその地を訪れる人も多くいます。単にものを売るのではなく、文化、人、地域を売っていくということが大切だと考えています。まさに一次産業の農林水産物と二次加工品である食材と日本酒、焼酎、ワイン、地ビールを用い、六次産業としての教育イベントで地域の食文化をアピール、販売していると考えています。
※日本食文化考察シリーズ 実施リスト
第一弾「焼酎をめぐるおいしい旅」
・ 2011年8月28日 鹿児島編 芋焼酎と鹿児島料理
・ 2011年9月4日 熊本編 米焼酎と熊本料理
・ 2011年9月11日 沖縄編 泡盛と沖縄料理
第二弾「日本酒から東北食文化を再発見」
・ 2012年2月5日 宮城編 一ノ蔵酒造と食文化
・ 2012年2月19日福島編 末廣酒造と食文化
・ 2012年2月26日岩手編 赤武酒造と食文化
第三弾「日本ワインをもっと楽しもう」
・ 2012年6月30日 山梨県 中央葡萄酒と郷土食
・ 2012年7月7日 岩手県 岩の原葡萄園と郷土食
・ 2012年8月4日 栃木県 ココファームと郷土食
第四弾「日本酒と食文化・中四国縦断の旅」
・ 2013年2月10日 島根編 簸上酒造と島根食文化
・ 2013年2月24日 広島編 三宅本店と広島食文化
・ 2013年3月10日 高知編 西岡酒造と高知食文化
第五弾「あらためて地ビール」
・ 2013年8月11日 埼玉編 コエドブルワリー
・ 2013年9月1日 長野編 八ヶ岳ブルワリー
- 15年前秋田県藤里町の地域資源のひとつである羊肉の販売促進事業を受け、単に羊肉を売るのではなく、「羊肉を食べる文化」を発信しようと、羊肉を料理する鍋を新たにデザイン、製造、レシピ考案を手がけました。
- 静岡県西伊豆町ではグリーンツーリズムマップを作り、地域資源を掘り起こし、観光資源、食文化資源として明確にし、来訪者へのホスピタリティを含め、グリーンツーリズムの基礎を作りました。
- 農林水産業従事者など地域住民と共に話し、歩き、体験する中で、地域の魅力を再認識してもらい、来訪者にどう提供するかの方向性を示しました。
この20年間、地域振興と食文化に関する仕事に従事してきました。生来の食いしん坊と言うこともありますが、地域振興を考えるとき、まず、地域の食文化を地勢、歴史、農林水産環境、地域伝統料理、人などの地域資源を掘り起こし、見直すことから始めました。これらの経験が、役立てられればと思っています。
|
食農連携等に 関連した講演等の実績
(演題、場所、実施時期等) |
|
食農連携推進に係る 委員等の実績 |
- 農林水産省水産物新需要創出ビジネスモデル化支援事業評価委員
2004年〜
- 農林水産省水産物新需要創出ビジネスモデル実証事業評価委員
2006年〜
- 水産物流通構造改革事業支援事業ビジネスモデル型評価・分析委員
2008年〜
|
主な著書・執筆物 ・メディア出演等 |
- 平成鍋物大全(共著)
- 毎日食べるうち鍋(共著)
- 鍋物専門家として出演多数
|
食農連携や地域活性化に 対する想い(メッセージ) |
1991年地域振興コンサルティング会社に身を置き、グリーツーリズム事業立ち上げ段階から地域活性化に関わってきました。
どの事業に置いても地域の魅力を掘り起こすことから始めました。先ずは地域の人々と話をし、地域を歩き、地域食材を食べ、それから何をどう訴えるのか、何を掘り起こし、洗練させるのかを考え、地域活性化への提言・企画を出してきたつもりです。
現在は生来の食いしん坊もあり、食を柱にした地域活性化、地域と都市を結ぶ仕事を主にしております。
地域には長い歴史の中で育まれた食文化があります。都市化、近代化の中で失われたもの、埋もれたもの、忘れ去られたもの・・・多くの貴重は食文化が失われるか、失われようとしています。これは地域のみならず日本の食文化の大きな損失だと思います。
是非、素晴らしい地域食文化を掘り起こし、守り、伝承することのお手伝いが出来ればと日々考えております。
最近では池袋にある廃校を活用したNPO施設「みらい館大明」において、食文化考察シリーズと言って、地域のお酒(日本酒、焼酎、ワイン、地ビール)と郷土料理から地域を知ろうという講座を行い、都市生活者に地域の食文化を知ってもらおうという講座を開催しております。既に4シリーズ(各3回、九州の焼酎・東北の日本酒・日本ワイン)、計12回、次回は今年8月に地ビールと地域食文化を体験する講座を行います。
都市部に住む多くの人たちも地域出身であり、地域の食文化に大きな興味を持っています。様々な形で地域食文化の情報を発信し、地域を知ってもらうことが、地域活性化にとって最も重要なことだと信じております。
是非、多くの地域での活動のお手伝いをしたいと思っております。
|